手作り石けんのオプション

手作り石けんの水分(精製水)をハーブティーに変えて作る作り方!

2020年4月5日

手作り石鹸のオプション編を久々にアップしていきたいと思います!

以前、オプションとしてアロマやハーブパウダーや糖分など様々なタイプの後入れオプションをご紹介しましたが、今回は苛性ソーダを溶かす精製水の部分を変えて行うやり方を見てきたいと思います!
今回は水分(精製水)をハーブティーに変える場合の説明をしていきますので早速見ていきましょう!

ハーブティー以外で精製水の代わりに使用できるもの一覧はこちら↓
《手作り石けん精製水の代わり》に使用できる素材まとめ!!

手作り石けんの水分(精製水)をハーブティーに変えて作る作り方!:【ハーブティーの作り方1】ハーブの量と使用できないハーブはある?

手作り石鹸の水分(精製水)をハーブティーに変えて作ることができます。
まず、使用できないハーブは基本的にはありませんが、その石鹸を顔や洗髪にも使用する石けんとして作る場合には刺激が強いハーブティーは避けた方が安全ではあります。

まぁ、実際にはそんなに濃い濃度でハーブディーを作らないので精油(エッセンシャルオイル)ほどの刺激は出ないはずなんですが、安心安全を考えてお伝えしたいので避けてください。

あと、キク科アレルギーの等のある方はアレルギーを持っている科のハーブティーは避けた方が無難です。

この点を考えて使用したいハーブを選んでいきます。

そしてハーブティーを抽出した際にとってもキレイな色を出すハーブティーもありますが、残念ですがほとんど出来上がる石けんは薄く茶色っぽい石鹸になります。

ハーブティーのきれいな色が出るハーブを私は聞いたことがないので、もしご存じの方がいらっしゃったら教えてほしいです!

そして本題のハーブの量はどれくらいかといいますと・・・
実際はお好みでも問題ありませんが、初めからあまりたくさんのハーブを入れすぎて肌に違和感を感じたら怖いので普通に乾燥ハーブティーを入れる場合の2倍のハーブを入れてハーブティーを抽出するところから始めていきます!

gでお伝えしてしまうと実際のハーブは色々なタイプのものがあります。
葉っぱタイプのものと実などのタイプの重さのあるものではだいぶ変わってしまいますので
わかりやすく2倍程度とお伝えします。

その後お好みの濃度へ調整して自分好みの量を探していきます!

では次に水分量を見てきましょう!

手作り石けんの水分(精製水)をハーブティーに変えて作る作り方!:【ハーブティーの作り方2】ハーブを抽出する水分(精製水)の量について

さて、ハーブティーを作る際に使用する水分は基本的には【精製水】を使用します。
苛性ソーダ水を作りたいので苛性ソーダを溶かす基本の水分で考えていただければ【精製水】という考え方は変わりません。

そしてこの時に使用する精製水の量は・・・
目安として苛性ソーダを溶かす際に使用する精製水の分量の1.5倍~2倍弱くらいです。
例えば苛性ソーダを溶かす精製水を85g使用する場合
ハーブティー大匙2位を130g~170gの精製水でハーブティーを作っていきます。

ただハーブの形状(葉や花・実)により抽出後に取れるハーブティーの量には誤差が生じますが、実際少ない分にはあとから精製水を足せば大丈夫です。

手作り石けんの水分(精製水)をハーブティーに変えて作る作り方!:【ハーブティーの作り方3】ハーブティーの入れ方

それでは手作り石鹸で精製水の代わりにハーブティーを使用する場合のハーブティーの入れ方を上記の分量などを参考にして見ていきます!

まず通常のハーブティーをの飲む場場合ですと大匙1杯にお湯を180g前後注いで飲みます。

それを踏まえて手作り石鹸250gバッチを作る際に使用する水分量(精製水)85gを用意する場合・・・
ハーブ【大匙2強】(できれば有機栽培・オーガニックのもの)
精製水【130g~170g+@】(蒸発を考えて多めに)

ここまで準備ができたら耐熱容器にハーブを入れて沸騰した精製水を入れ蓋をして3~5分抽出を待ちます。

その後茶こしなどを使いハーブティーのみを取り出し冷ましておきます。
急ぐ場合は氷水などで冷やして冷まします。

これでハーブティーの準備は完了です!

次に苛性ソーダをハーブティーで溶かしていく場合の注意を見ていきます!

手作り石けんの水分(精製水)をハーブティーに変えて作る作り方!:手作り石鹸でハーブティーを苛性ソーダに溶かす際の注意!

ハーブティーを使用しての手作り石鹸づくり!
ハーブティーを作って早く石けんを作りたい!とい思いはわかりますが、精製水の感覚で作り始めてしまうとちょっと怖い目にあいます。

ですのでここでしっかりと手作り石鹸でハーブティーを使う際の注意をおさえてください!

手作り石鹸作りを始める前にまず何よりも先にこのハーブティーをつくっておくことがポイントです!

なぜか?といいますと、

ハーブティーを温かいまま使うことがものすごく危険だからです!

なぜ危険なのか・・・
苛性ソーダ水を作るときもともと常温の精製水を使用した場合でも急激に温度が上がります。
だいたい【80度】くらいまで上昇します。

常温の精製水でこの状態です。ですので暖かいハーブティーにそのまま苛性ソーダを溶かしてしまうと急激に温度が上がってしまいますし吹きこぼれてしまうなんて危険も潜んでいます。

ですのでしっかり冷まし冷蔵庫や氷水などで冷やしておくことが重要なポイントとなります。
基本的に精製水で苛性ソーダを溶かす場合よりこのようにハーブティーや他の液体で溶かす場合の方が温度が上がりやすくなります。

ですので冷やしておくのが大切になります。

そして精製水で溶かした場合よりもかなり強烈な臭いがしますので換気をしっかりすることも忘れずに!!

手作り石鹸でハーブティーを苛性ソーダに溶かす際の注意!:苛性ソーダの中にハーブティーを注ぐ?orハーブティーの中に苛性ソーダを入れる?

さて、しっかりとハーブティーを冷やすことがポイントとなることはご理解いただけかと思いますが、次に考えてしまうのは苛性ソーダをどのように溶かしていくか?です。

手作り石鹸の基本の作り方でもお伝えしてますが、苛性ソーダ水を作る際に大切なことは自分が一番安全だと思う手順で行う事です。

ですので、このハーブティーを使用した場合も同様の考え方になりますが、下記どちらの場合もかならず【シンクの中】or【ボウルなどの中】で行う事は共通事項になります!

 

《手順案1》苛性ソーダ全量の中にハーブティーを注いでいく!

ハーブティーを注ぐ場合も全量を一気に投入していいの?or少量ずつ加えていくの?
という疑問が出てきますが、この場合も自分が安全だと言い切れるやり方がいいです。

【ハーブティー全量を投入する場合の注意事項】
温度が上がりやすくあふれ出す可能性もあることを頭に入れておく。
ただし、しっかり冷やしておけばあふれ出すことはほとんどない!

【ハーブティー少量ずつ投入する場合の注意事項】(2~3回に分けて投入)
全量の苛性ソーダに少量のハーブティーを混ぜていくので初回は特に苛性ソーダ水の濃度が高いので万が一倒してしまってこぼれて素肌についた場合危険度が高い。
2回目3回目入れる際に苛性ソーダ水の飛び跳ねにも注意する!

 

《手順案2》ハーブティー全量の中に苛性ソーダを入れていく!
この場合の注意もほぼ手順案1と同じになりますが見てきます!【苛性ソーダ全量を投入する場合の注意事項】
温度が上がりやすくあふれ出す可能性もあることを頭に入れておき、ハーブティーに入れる際の苛性ソーダの飛び出しに注意する。(しっかりハーブティーを冷やしておけばあふれ出すことはほとんどない!)
【苛性ソーダを少量ずつ投入する場合の注意事項】(2~3回に分けて投入)
ハーブティー全量に少量の苛性ソーダを入れていくので、この場合は苛性ソーダ水の濃度は低くなります。ですが、苛性ソーダを移動させる回数が多いくこぼしてしまう可能性と2回目3回目は苛性ソーダが溶けている液体に加えるので苛性ソーダを加える際に苛性ソーダ水の飛び跳ねなどに注意する!

 

手作り石けんの水分(精製水)をハーブティーに変えて作る作り方!:ハーブティーの作り方のまとめ

さて、ハーブティーを水分として使用する際の作り方や使用上の注意を見ていきましたが最後に簡単にまとめてみます。

 

①手作り石鹸を始めるまに1番初めにハーブティーを作ること!

②ハーブティーは冷やしてから使う事!

③苛性ソーダ水を作る際は自分にとって安全なやり方をする!
(詳細は上記:手作り石鹸でハーブティーを苛性ソーダに溶かす際の注意!:苛性ソーダの中にハーブティーを注ぐ?orハーブティーの中に苛性ソーダを入れる?を確認ください)

 

以上です!その他は通常の手作り石鹸の作り方の手順と同様になります!

まずは精製水での手作り石鹸作りに慣れてから水分を変更して行い安心安全な手作り石鹸ライフを楽しんでくださいね!

ハーブティー以外で精製水の代わりに使用できるもの一覧はこちら↓
《手作り石けん精製水の代わり》に使用できる素材まとめ!!

今回も最後までご覧くださいましてありがとうございました。

 

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