手作り石けんのオプション

手作り石鹸オプション②香り編・精油ブレンドとおすすめレシピ!!

2020年2月29日

さて、前回はアロマオイルと精油(エッセンシャルオイル)について、そして手作り石鹸にいれる精油(エッセンシャルオイル)の量についてを見ていきました。
(まだの方はこちら→手作り石鹸オプション①香り編・精油(アロマ)量と入れるタイミング

今回は精油のブレンドについてと参考レシピをご紹介いたします!

手作り石鹸オプション香り編②精油ブレンドとおすすめレシピ!!:精油(エッセンシャルオイル)のおすすめブレンド!

 

さぁ!精油(エッセンシャルオイル)の量もわかったし精油(エッセンシャルオイル)をブレンドしたいなぁーと思いますよね!

でも一体どうやってブレンドをしたらよいのか・・・初めはわからないのが当たり前です。私もそうでした。

ですが、好みの問題を除けば基本的にはどの香りを混ぜても調和するのが天然精油(エッセンシャルオイル)のメリットです!

ただしいくつかのポイントを押さえて調合した方が最大限に精油(エッセンシャルオイル)が持つ香りの力を発揮できます。

ですので、結果的には自分の好きな精油(エッセンシャルオイル)をブレンドしていくのですが、その精油(エッセンシャルオイル)のブレンドにはいくつかのポイントがありますので今回はそのポイントを見ていきます!


手作り石鹸オプション香り編②精油ブレンドとおすすめレシピ!!精油(エッセンシャルオイル)のおすすめブレンド!《初心者向けおすすめブレンド方法》

近年はアロマテラピーなどの普及もあり比較的精油(エッセンシャルオイル)を手にっとって楽しむ方が増えてきてるとは思いますが、環境的にもあまり使用したことがない方などもいらっしゃると思いますのでまずは【超初心者向けのおすすめのブレンド方法】をご紹介します!

いざアロマショップにいくとたくさんの精油(エッセンシャルオイル)が売られています。値段もまちまちだし意外と精油(エッセンシャルオイル)って小さな瓶に入っているのに高いんです。

なので一気に何種類も揃えるのは大変です。ですので、まずは2~3種類の精油(エッセンシャルオイル)をブレンドしていきますが、その時の選ぶポイントを見ていきます。

ブレンドポイント

①同じ科名の精油(エッセンシャルオイル)
シソ科やミカン科、キク科というように大きなくくりで精油(エッセンシャルオイル)は分けられています。

②同じ効果効能を持つ精油(エッセンシャルオイル)
鎮静作用とかリフレッシュ効果や殺菌作用など・・・いろいろあります。

③同じ系統の香り
レモンやオレンジといった柑橘系の香りでやお花の香りや樹脂系の香りでまとめたりします。

この場合基本の1種類好きな香りを選んでみて、上記①~③のどの方法でブレンドするかを決めていきます。

初心者向けおすすめブレンド方法とは?:おすすめブレンドレシピ

上記のブレンボポイントのそれぞれのおすすめブレンドをいくつか挙げてみますが、初心者向けでは下記の2つの精油はどの精油(エッセンシャルオイル)とも相性抜群の精油になりますのでこの2つの精油(エッセンシャルオイル)を中心にアレンジするのもおすすめです!

《ラベンダー》と《オレンジ》はどの精油との組み合わせ相性抜群です!

その他のおすすめブレンドは・・・・👇
(オイル250g+精製水85gの場合・・・精油およそ合計【33~35滴】)
以下()内は参考敵数です。(35滴の場合)

①同じ科名の精油(エッセンシャルオイル)
【シソ科】
《ラベンダーベース》
・ラベンダー(20)+マージョラム(15)
・ペパーミント(7)+ラベンダー(18)+マージョラム(10)

《ローズマリーベース》
・ローズマリー(25)+パチュリ(10)
・ローズマリー(18)+ラベンダー(7)+パチュリ(10)

【ミカン科】
《プチグレン(プチグレイン)ベース》
・プチグレン(プチグレイン)(20)+ベルガモット(15)
・ベルガモット(10)+プチグレン(プチグレイン)(18)+オレンジスイート(7)

②同じ効果効能を持つ精油(エッセンシャルオイル)
【リフレッシュ作用】
・ペパーミント(10)+ローズマリー(15)
・レモン(7)+ティートゥリー(18)+サイプレス(10)

【リラックス作用】
・ラベンダー(18)+ベルガモット(17)
・オレンジ(7)+パルマローザ(18)+フランキンセンス(10)

③同じ系統の香り
【お花系】
・ラベンダー(30)+イランイラン(5)
・ラベンダー(8)+ゼラニウム(20)+イランイラン(7)

【柑橘系】
・グレープフルーツ(7)+プチグレン(プチグレイン)(18)+オレンジ(10)

などなどいろいろな組み合わせが無限大にありますが、比較的購入しやすい精油(エッセンシャルオイル)を中心にご紹介してみました!

参考に敵数を記載してますが、まずは前回求めた使用量の範囲で好きな割合でブレンドしてみましょう!

敵数(量)の黄金比も下記にてご紹介しますので最後までご覧ください!


手作り石鹸オプション香り編②精油ブレンドとおすすめレシピ!!精油(エッセンシャルオイル)のおすすめブレンド!《中級者向けおすすめブレンド方法》3つのノート!

上記の方法でブレンドを楽しむことが出来たら次は香りの持続性も考えたノートを考えたブレンドをしていきます!

3つの香りのノートとは?
ノートとは・・・精油(エッセンシャルオイル)の揮発する速度のことで、持続可能時間を3つに分けて表しています。

①トップノート・・・1番最初に感じる香り
《持続時間の目安》30分前後

②ミドルノート(香りの中心となる精油)・・・トップノートが消えるころから感じる香り
《持続時間の目安》30分~およそ3時間(長いもので6時間程度)

③ベースノート(ラスティングノート)・・・ミドルノートが消え始める頃からの香り
《持続時間の目安》早いもので6時間後ぐらいで一般的には24時間後程度~数日間

この3つのノートの中の香りを最低1種類ずるブレンドするとバランスの良い香りになり香りがほんのりと完成後も持続しやすくなってます。

精油(エッセンシャルオイル)のおすすめブレンド!代表的な香りの3つのノート!

精油(エッセンシャルオイル)は数百種類ありますが、よく使用される精油(エッセンシャルオイル)のノートをここでは見ていきます。

①トップノート
【ミカン科】オレンジ・グレープフルーツ・ベルガモット・レモン・マンダリン
【シソ科】ペパーミント・バジル
イネ科】レモングラス
【フトモモ科】ティートゥリー・ユーカリ

②ミドルノート
【ミカン科】プチグレン(プチグレイン)・ネロリ・
【シソ科】ラベンダー・ローズマリー・クラリセージ・マージョラム
【イネ科】パルマローザ
【キク科】カモミールローマン・カモミールジャーマン
【フウロソウ科】ゼラニウム
【バラ科】ローズ
【ヒノキ科】サイプレス・ジュニパー

③ベースノート
【シソ科】パチュリ
イネ科】ベチバー
【ヒノキ科】シダーウッド

【バンレイシ科】イランイラン
【カンラン科】フランキンセンス
【エゴノキ科】ベンゾイン
【ビャクダン科】サンダルウッド
【モクセイ科】ジャスミン

初めから沢山の種類を調合するのは大変なのでまずは毎回使用する③ベースノートをきめて次に①のトップノートと②のミドルノートからそれぞれ2種類ずつくらい用意しておくといろいろなパターンの組み合わせが作れますので参考レシピをご紹介します!

手作り石鹸オプション香り編②精油ブレンドとおすすめレシピ!!精油(エッセンシャルオイル)のおすすめブレンド!《中級者向け》【リフレッシュ系】ブレンド

結果的には個人の好みになってしまうのですが、一般的によく使用されるブレンドを紹介していきます!

まずはリフレッシュ系の組み合わせを!

リフレッシュと聞いて思い浮かびやすいいのは柑橘系かなと思います。
まずは私が良く使う柑橘系ブレンドを見ていきます。

《柑橘系+フランキンセンスメインブレンド》
・ベルガモット(トップ)+プチブレン(ミドル)+フランキンセンス(ベース)
・レモン&グレープフルーツ(トップ)+プチグレン(ミドル)+フランキンセンス(ベース)

ベースのフランキンセンスの香りがふんわりと優しい香りでベースオイルが主張しすぎないのでベースノートとしてよく私は使っています。ただ、他のオイルよりお値段が張るのが痛いところです!!

柑橘系がメインなのでだれにでも好まれやすいブレンドかなと思います。

ザ・リフレッシュ!という香りのする上記ブレンドですが、次はリフレッシュ系の香りの中にほのかに感じる優しい癒しの香りがするブレンドを見ていきます!

イネ科リフレッシュブレンド》
・レモンブラス(トップ)+パルマローザ(ミドル)+ベチバー(ベース)
・レモングラス&オレンジ(トップ)+パルマローザ(ミドル)+ベチバー(ベース)

レモングラスの香りが初めものすごく主張するブレンドです。レモングラスは香りが強いので苦手と感じる方もいらっしゃいますし、少々刺激性もあるので妊娠中の方は使用を控えた方がいいかもしれません。

ですが、このイネ科の深い香りが好きな方にとってはとっても気分を変えるのにいい香りですが、本当に香りが強いのでそれを和らげるためにパルマローザの安らぐ香りを入れてブレンドすると心地よいなぁと個人的に感じます。


手作り石鹸オプション香り編②精油ブレンドとおすすめレシピ!!精油(エッセンシャルオイル)のおすすめブレンド!《中級者向け》【リラックス系】ブレンド

では次に、リラックス系のブレンドを見ていきたいと思います。

リラックス系の代表は【ラベンダー】ですよね。
万能オイルのラベンダーは本当に人気もありますし心地よい香りです。

ですのでリラックスブレンドで外せないラベンダーブレンドをまずは見ていきます!

《リラックスの代表!ラベンダーブレンド》
・オレンジー(トップ)+ラベンダー(ミドル)+ベンゾイン(ベース)
・ベルガモット&オレンジ(トップ)+ラベンダー(ミドル)+フランキンセンス(ベース)

香りの中心となるミドルノートにラベンダーを置きますのでこれぞまさしくリラックス系の香りになることは間違いありません!

次にラベンダーを使用しない場合のリラックス系のブレンドってどんな感じのブレンドがあるかを見ていきます。

《お花系リラックスブレンド)
・オレンジ(トップ)+ゼラニウム&パルマローザ(ミドル)+イランイラン(ベース)
・ネロリ(トップ)+パルマローザ(ミドル)+イランイラン(ベース)

はい。すみません!二つ目のブレンドのネロリはかなり高価な精油です!でもネロリの香りは柑橘系でありながらとてもリラックスできる香りです。
プチグレンと香りは似ているのですが、やはりビターオレンジの木の花から抽出されているだけありプチグレンより軽やかで華やかな香りがします。

個人的にネロリの香りが大好きな香りなのでこのブレンドになってます!

ただ香りの好みはその日の体調や気候などで本当に変わります。
昨日好きだった香りが今日は心地よいと感じないことも多々あります。
ですので、作るときに心地よいと思う香りをそれぞれのノートから選んでブレンドしていくのが自分好みの香りの石けんができますのでいろいろなブレンドを試してみてください!


手作り石鹸オプション香り編②精油ブレンドとおすすめレシピ!!精油(エッセンシャルオイル)ブレンドのコツ!比率について!

では今回のラストは精油(エッセンシャルオイル)のブレンドのコツ!黄金比率についてです!

3つのノートの中からそれぞれ香りを選んだけどどのくらいの比率でブレンドすればよいのでしょうか。

色々な比率がありますのでいくつかみていきましょう!

ブレンド比率(単位/割(敵数))
(オイル250g+精製水85gの場合・・・精油およそ合計【33~35滴】)の場合
(下記例は35滴)

トップノート ミドルノート ベースノート
ブレンド比率① 2(7敵) 5(18敵) 3(10敵)
ブレンド比率② 4(14敵) (14敵) 2(7敵)
ブレンド比率③ 3(10滴) 5(18敵) 2(7敵)
計算方法は《精油合計敵数》×《比率》=ノートごとの敵数

例)ブレンド①
(トップノートの場合)35×0.2=7敵
(ミドルノートの場合)35×0.5=17.5≠18敵
(ベースノートの場合)35×0.3=10.5≠10滴
*ミドルとベースは割り切れなかったためミドルの香りを繰り上げ、ベースの香りを繰り下げた数値で記載してます。ベースを強く出したい場合は逆にしてもOKです。トータルで35滴になるようにしてください!

まずはここまでのブレンド方法で楽しんでいただければと思います。
アロマについて詳しく学びたい方はこちらも併せてご覧ください! ↓

今回も最後までご覧いただきましてありがとうございました!



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