手作り石けんのオプション

手作り石鹸オプション③ハーブ編・ハーブとは?ハーブパウダーとは?

2020年2月29日

手作り石けんのオプションには前回と前々回ご紹介した精油(エッセンシャルオイル)も含め沢山のオプション材料があります。

今回からハーブ編という事でハーブをどのような形で手作り石けんにプラスしていくのかをご紹介していきます。

今回は手軽に取り入れられる乾燥(ドライ)ハーブとハーブパウダーについてです!
では早速見ていきましょう!

手作り石鹸オプションハーブ編①ハーブとは?ハーブパウダーとは?:そもそもハーブってなに?

手作り石けんというとハーブをちりばめられた石けんを思い浮かべる方も結構いらっしゃると思います。

そしてハーブと聞くとパッと思いうかぶのはハーブティーやお料理で使うハーブ類だと思います。

例えば、ハーブティーなどで良く飲まれるペパーミントやハイビスカス、エキナセア、カモミール、レモングラス。そしてお料理でつかうバジルやローズマリー、ディルとかでしょうか。

でもそもそもハーブとは何かというと・・・日本では【暮らしの中で役立つ香りのある植物】と言われています。

というと…ハーブってなにかと考えてみますと、食べられないものもハーブになる!?って思いますよね。

暮らしの中で役に立つとは何かと考えてみるとわかりやすくなりますので考えてみましょう。

暮らしの中で役に立つとは・・・
・ハーブティーなどの飲料やお料理に使用
・手作り石けんに入れらるハーブ
・ポプリやドライフラワー用のハーブ
・観賞用の香りのある草花
・薬効があるもの(漢方など)
・防虫などに良いとされている植物・・・など・・・

こう考えると・・・かなり広い範囲での植物がハーブの分類に属していますよね。

私自身もハーブっていうと初めはハーブティーやお料理で使用するものだけだと思っていました。

ハーブと一言で言ってもかなり奥が深いですよね。
香りがあるものというと精油(エッセンシャルオイル)の種類を思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。

ここでは大きなくくりでのハーブの説明になりますので、厳密にはまた少し違うのですがスパイス系も含めハーブとして今後の手作り石けんのハーブの使い方を見ていってください。


手作り石鹸オプションハーブ編①ハーブとは?ハーブパウダーとは?:ハーブパウダーとは?

ハーブっていう定義はわかったけど、このハーブパウダーとはなんなのでしょうか。

ハーブパウダーとは乾燥(ドライ)ハーブをミルやすり鉢などで粉状・粉末にしたものです。

このハーブパウダーは一般的にはお料理や手作り用品、まさにこの手作り石けんやバスボム、バスソルト、ボディーケア、フェイスケアなどの手作りコスメ類に使用できるものです。

ただし、食べられるハーブパウダーと食べられないコスメグレードのみのハーブパウダーがありますので使用の際はご注意ください!

手作り石鹸オプションハーブ編①ハーブとは?ハーブパウダーとは?:ハーブパウダーの作り方について!

ハーブパウダーはすでにパウダー状ににして売られているものも多くありますが、ドライハーブを購入して自分で作ることができます。

結果的には同じものですのでどちらを使用しても問題ありません。
ただパウダーで売られているものは種類が限られているのでパウダーで売られていない場合は自分でドライハーブを購入してパウダー状にしてつかうパターンが多いかと思います。

石けん作りで使用する場合のハーブを選ぶポイントは、コスメグレードか食用グレードのドライハーブを必ず購入してください!

それでは簡単にハーブパウダーは作れますので作り方を見ていきます。

ハーブパウダーの作り方
①パウダーにしたい乾燥(ドライ)ハーブを用意する。
②ミルかすり鉢にいれて粉砕してパウダー状にして完成!!
③ジップロックなどの袋に入れて冷暗所で保管する。
*長期間保管する場合は冷凍庫での保管をお勧めします。

硬い実などの場合はちょっとすり鉢だと大変ですが、普通の葉などのハーブでしたらとても簡単にできます。ですので固めの実などのハーブの場合はまずハーブパウダーが売られていないか確認する方がいいと思います!



手作り石鹸オプションハーブ編①ハーブとは?ハーブパウダーとは?:ハーブパウダーの手作り石けんでの使い方!

 

では手作り石けんにおいて使用するハーブの使い方で一番簡単に取り入れられるハーブパウダーの使い方についてです。

ハーブパウダーを入れるタイミングはこちらも精油(エッセンシャルオイル)と同じようにトレースが出てから入れます。

ただ、精油(エッセンシャルオイル)も入れたいしハーブパウダーも使用したい場合どちらを先に入れるかといいますと、トレースがでたらまず【精油(エッセンシャルオイル)】を入れて混ぜ合わせてから【ハーブパウダー】を入れて混ぜていきます。

ハーブパウダーって香りがあるんじゃないの?と思いますが香りのあるものもありますし、香りがしないハーブパウダーもあります。

ですので精油(エッセンシャルオイル)と一緒に使用する場面は非常に多くありますので順番は覚えておいてください。

ハーブパウダーの手作り石けんでの使い方!:ハーブパウダーの入れる量と入れる2つの目的とは?

さて次は、ハーブパウダーの入れる分量についてです。
精油(エッセンシャルオイル)のように計算をする必要はないんですがおおよその目安があります。

オイル総量250g+精製水85g→500ミリの牛乳パック一本分で作った場合
小さじ1~2杯が目安となります。

精油のように成分が濃縮されていないので何か肌への影響が出るわけではありませんが、ハーブ類は手作り石けんに入れるとほとんどのハーブが茶色く変色してしまいます。

ですのでパウダーを使用する場合の目的は大きく分けて2通りです。がまずこのハーブパウダーについても精油(エッセンシャルオイル)と同じように手作り石けんにおいてはハーブティーなどで言われている効果効能はありません。

ですので、入れる目的は2つ!

①香りを楽しむ!
②色付けのために入れる!
という事です。

ハーブの効果効能といったら石けんの世界ではNGなのでハーブの持っている性質を取り入れたい場合はインフューズドオイルにして作ります。こちらについては別ページにてご紹介します。

ですのでトレーズ後にハーブパウダーを使用する場合は上記2つの目的になります。


ハーブパウダーの手作り石けんでの使い方!:変色しないハーブ(ハーブパウダー)は?

 

ただ、ほとんどのハーブは入れると茶色く変質してしまいますので完成したときにあれ?!茶色くなってしまってがっかりすることがあります。

変色しない代表的なハーブ(スパイス含む)をご紹介いたします。
大きなくくりでのハーブで見ていきますので野菜系も併せてご紹介しますね!

【黄色】
カレンデュラ》 花びらの色がほぼそのままです!
《ターメリック 》メーカにより茶色っぽくなるものもある
《サフラワー》

【サーモンピンク・オレンジ】
《パプリカパウダー》メーカーにより色はさまざまです。
《ニンジンパウダー》やさしいオレンジ色

【緑】
《ヨモギ》渋めの緑
《ブロッコリーパウダー》《ほうれん草パウダー》《ネトル》

【こい茶色】
《ココアパウダー》ココアのそのままの色が出せます!

その他のハーブは基本的には茶色くほとんど変色してしまいます。
茶色といってもそれぞれ色味が違うのでいろいろ試してみると面白いです。

ハーブパウダーの手作り石けんでの使い方!:乾燥(ドライハーブ)をそのまま入れる方法!

ハーブパウダーにするのは手間だけど乾燥(ドライ)ハーブを簡単に取り入れたい場合もあるかと思います。

もちろん可能です!お好みの乾燥(ドライ)ハーブをそのままトレース後に入れて混ぜ合わせればOKです!

大きすぎるハーブの場合ははさみで好みの大きさにカットしていれます。
刻んでもいいですがカレンデュラやラベンダーなどはそのまま入れられるので一番簡単にハーブを取り入れられる手法です!

今回は手作り石けんでのハーブパウダーの簡単な使い方をご紹介しました!
ハーブの使い方はまだほかにもありますので少しずつ紹介していきます。

それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました!


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