手作り石けん

手作り石けんの種類(コールドプロセス・ホットプロセス製法等)

2020年2月11日

手作り石けん 種類 

今でこそ手作り石けんブームでいろいろなタイプの石けんが知られるようになりましたが、

十数年前までは石けんっていうと大手企業が製造しているドラッグストアなどで良く見かける

一度は手にしたことがある大手企業の真っ白い固形の石けんのイメージではなかったでしょう

か。それでは簡単に石鹸の種類、製法をご紹介いたします。

手作り石けんの種類①コールドプロセス製法(冷製法)【出来上がるまで約4週間】

現在ブームになっている手作り石けんが主にこの製法です。


 熱を加えずに作る製法です。

 【オリーブオイルなどの油(植物油脂等)】 + 【苛性ソーダ水】 

        ↓【反応熱のみで製法】

 【固形石鹸】(石けん + グリセリン、未反応油脂、遊離脂肪酸)   

 

石けんにならないグリセリン、未反応油脂、遊離脂肪酸(石けんになっていない脂肪酸、不純

物(タンパク質etc))が石けんの中に残ることにより肌にマイルドな使用感になっているも

のです。

 

なぜコールドプロセス製法の手作り石鹸は人気になったのか!?


⦁ 植物油脂を自分好みにアレンジしてお好みの使用感の石けんが作れる

⦁ オプションでハーブやアロマ、シアバターなどの各種バターなども配合できる

⦁ 可愛いデザインの石けんを作ることがる

⦁ 一度作り方を覚えてしまえば購入するよりもお手軽な価格で作れ、使い続けることができる

 といった点ではないでしょうか♪

 

手作り石けんの種類②ホットプロセス製法【出来上がるまで2~3日】

ホットプロセス製法も手作り石けんの製法の一つで、こちらは加熱して作る製法です。

 【オリーブオイルなどの油(植物油脂等)】 + 【苛性ソーダ水】 
        ↓【加熱する】
 【固形石鹸】(石けん + グリセリン、未反応油脂、遊離脂肪酸〈石けんになっていない

脂肪酸、不純物(タンパク質etc)〉)   

主に、ハーブと一緒に加熱してハーブの香りを石けんに残すときに役立つ製法です。

コールドプロセス製法でもオイルにハーブを浸出させて香りが取れますが、時間がかかります。


 ホットプロセス製法ですと浸出期間は必要なく、植物油脂と一緒に加熱すればできるのです

ぐに作成できます。

 ただし、加熱するので熱に強い植物油を使う必要があります。

 (一般的に植物油脂は熱を加えると酸化しやすいためです)

 

出来上がりの石鹸もコールドプロセス製法の石けんにくらべると使用感が劣ると感じる方もい

らっしったり、反対に香りが取れるので香りを楽しむ方はホットプロセス製法が好きとい方も

いらっしゃいますので好みの問題だと思います。


見た目も滑らかではなく、ごつごつとした感じで、どちらかというとそのあとにコネコネ石け

んのようにコネてハーブパウダーや色素などで色を付けてかたどるのに向いているように思い

ますが、そのまま切って使用することももちろん可能です!

手作り石けんの種類③釜炊き鹸化法(塩析法)《ホットプロセス・バッチ法》 【出来上がるまで1週間以上】

お店で見かける無添加メーカーの石けんがこの製法です。


 釜に材料を入れて、加熱して作る昔ながらの伝統的な製法です。
  
 ① 【オリーブオイルなどの油(植物油脂等)やラード】 + 【苛性ソーダ水】 

        ↓【加熱する】

  【固形石鹸】(石けん + グリセリン、未反応油脂、遊離脂肪酸〈(石けんになっていない脂肪酸〉)   

 

 ②【石けん + グリセリン、未反応油脂、遊離脂肪酸】

       ↓【塩析(塩水を加える)】

 【石鹸のみの純石けん(石鹸にかわ、ニートソープ、(石鹸素地)と呼ばれるもの)】と

   【グリセリン、未反応油脂、遊離脂肪酸etc】に分かれる

 

 出来上がったせっけんにかわはその後、機械練り石鹸と枠練り石鹸に使用されます。     

(こちらについてはまた他のページで記載します)

 

グリセリンなどが取り除かれたものだから使用感はどうなの!?とおもいますよね。

でも、私はいろいろな無添加メーカーの石けん使ってみたことありますが、とてもよかったで

す。


あとから保湿成分やハーブ、アロマを加えて売られているものもありますし、そのまま形を形

成しただけで売られているものもあります。


純石けんは汚れを落とす力は手作り石けんよりやはりありますので、すっきり感が手作り石け

んより個人的にはあるように思い、だけど素材はオリーブオイルなどの油(植物油脂等)が

メインなので変なツッパリ感を感じないんですよね。

 


石けん、自分で作れるんだから買う必要ないのでは!?

と思う方もいらっしゃいますが、ただただ石けんすきなんです。


だから、旅行にいけばその土地のものを使用した石鹸を見つけると買ってきては使用感を試し

たくなっちゃうんですよね。


作るのは時間もないし大変そうと思う方はぜひ手作り石けんや釜炊き鹸化法の石けん

があちこちで現在は売られているのでまずそこからお試しいただくのもいいかなぁと

思います。

 

手作り石けんの種類④中和法【出来上がりまで4~5時間】

短時間でたくさんの石鹸を作れる製法。そして純度の高い石鹸を作れる製法です。


(純度が高い=簡単に言うと、グリセリン、未反応油脂、遊離脂肪酸(石けんになっていない

脂肪酸)などが入っていないという事です。) 
 


 いままで紹介した製法と中和法の大きな違いは、上記製法はオリーブオイルなどの油(植物

油脂等脂を使用していましたが、中和法はあらかじめオリーブオイルなどの油(植物油脂等)

から取り出した【脂肪酸】というものを使用して石鹸を作っています。

(脂肪酸については別の記事にて!)

 

 

オリーブオイルなどの油(植物油脂等)からグリセリンなどの物質が取り除かれたものを

【脂肪酸】といいます。

 

 

 脂肪酸の中にも働きが違ういろいろなタイプの種類があるのでその企業によって使っている

   脂肪酸は違うようです。

  【脂肪酸】 + 【苛性ソーダ水】 

        ↓【加熱する】

      【固形石鹸】

  あらかじめグリセリンなどは取り除かれているので塩析する必要がありません。

(塩析は塩水を加え純石けんとグリセリンや不純物などを分ける作業でしたね!)

 

 

このタイプの石鹸は最近は使わなくなってしまいましたが、子供のころ使っていた手洗い石け

んなどはきっとこのタイプだったんだろうなぁーと思います。

 

こちらは手作り石鹸で作るとすれば、固形の石けんではなくホットプロセス製法で作るクリー

ムソープベースの石けん作りのイメージになるのかなと思います。

手作り石鹸のクリームソープベースの材料には大量の脂肪酸(ミリスチン酸やステアリン酸)

をいれて作っていきます。

こちらのクリームソープベースについては別の記事にて詳しく書いていきますね。

 

 

そして作ったことはありませんが、脂肪酸だけで手作り石鹸を作ることもできなくはないと思います。

 

 

実験で作ってみるのはいいかなと思いますが、せっかくなら自分好みの成分が含まれている

オリーブオイルなどの油をメインに作ってもらって手作り石鹸ってこんなに違うのか!?

 

 

と感じてもらえたらいいなと思います。

 

 

手作り石鹸のその他の種類について


昭和の時代に生まれた私。いつのころからか液体ソープが普及し家から一度は固形の石けんが

消えました。


そして、平成になり社会人となった私は、なぜか手作り石けんを作るようになりました。

時代の流れというのは本当に不思議ですよね。


一度影を潜めたものが、また姿を現す。平和という時代がそうさせたのかどうかはわかりませ

んが、令和の時代もどんどん石けん(手作り石鹸)がどの家庭でも姿を現してくれるようにな

ればいいなぁと思います。

 

たとえはじめは、中和法の石けんだったとしても石けんというものに興味を持ってくれること

が私は嬉しいです。

 

そして、石けんって家でも簡単に作れるんだと思ってもっともっとたくさんの人が手作り石け

んと出会ってもらえたらいいなと思います。

 

 

その他の手作りでの石鹸

⦁  ホットプロセス製法には上記でご紹介した以外にもいくつかあります 

    ・透明せっけん

    ・クリームソープベース

    ・MPソープベース

    ・液体せっけんの素

 

⦁  市販の石鹸素地を使用した【練石鹸】 

⦁  市販のMPソープベース

   (Meli & Pour 電子レンジで溶かして固めるだけ)を使用した石鹸

    【透明・不透明のものがあります】

色々なタイプの石けんも作れるので、本当に手作り石けんは奥が深いです。

 

本当に沢山の素敵な石けん教室が全国にできてます。


石けんなんて全部同じだと思っている方は1度ぜひ、手作りの石けんを使って見てください!

そして、あまり興味がないけどそんなに言うなら1度くらい石けん作りに行ってみても構わな

いけど、検索したら沢山ありすぎてどの教室が自分にあっているかわからない方は石けん教室の選び方をご覧ください!→★★★

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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